OPEN HOUSE : スリットのある家



5/19(日)、水野行偉さんの設計で昨年末に竣工した「スリットのある家」のオープンハウスに行ってきました。
外壁に開けられた開口は、一部を除けばタイトルの通りのスリット状の窓とトップライトのみ。
果たして内部の明るさはどの程度だろうと、想像を膨らませて中に入ると、
意外や意外、室内は何の問題も無いほどに明るく、開放的でした。
決して外に対して開いているような空間ではないけれど、四隅のスリットからは外部の様子が伺え、
これが適度な解放感とプライバシーを守る安心感につながっているように感じます。
面積は大きくないけれど、それを感じさせないような壁のコントロールが絶妙です。
これまで見て来た作品の中でも、居心地の良さでは一番ではないかと思えるような住まいでした。

最後に。
既にお住まいになられていたにも関わらず、見学させて下さった住まい手さま、ありがとうございました。
二人のお子さんが、楽しそうに家の中を駆ける姿が印象的でした。

水野建築研究所 ミズノアツシ


(写真撮影)水野行偉 ※HPより、お借りしました。いい写真ですね。

投稿者  :水野 敦
投稿日  :2013.05.31 Friday
カテゴリー:03 オープンハウス
コメント :comments(3)


コメント
先日の内見会に行けなくて残念でした。行偉さんには行きますと言っていたのですが 息子の引っ越し荷物を運んで京都に行ってしまい 申し訳ありません。
スリットのある家は水野行偉さんのホームページでも拝見しましたが コンパクトな中にもいくつかの空間の層があって単にワンルームではない空間性 生活のルールを感じます。行偉さんの得意とする手法ですが 今回は櫓の様なモチーフを中心に挿入することで光の垂直・水平性とうまく絡まっているように思います。 水野敦さんのコメントにもあるように居心地の良さを感じ 見学できなくてさらに残念です。敦さんの写真も素敵ですね・・・
  • 谷重義行
  • 2013/06/01 2:07 PM
アツシさん  ご来場ご講評、ありがとうございました。
ぼくも、室内は以外と、明るいな、という印象でした。考えてみるに、基本的には閉じた箱で、限定されたスリットからだけの採光なので、暗いはずですが、屋根面のスリットが東西南北、4カ所あるのが、けっこうきいてる感にでした。あと壁面4隅のスリットは光の量のことよりは、本来ある角がないこと、外が限定して見える(見えすぎないけど、見える)ことで、意識的な開放感につながっている、と感じています。 それと、中はほぼワンルームなので、空からはいってくる光を各部屋が共有していること(すなわち空間が連続していること)も、光が内部でひろがって、居心地の良さにつながってくれているのかな、と思います

先日はお邪魔しました。
僕もアツシさんと同じく、これまでの水野さんの作品の中でも居心地の良さで1,2を競う建築だと感じました。
その要因をつれづれと考えてみたのですが、まずは空間の明るさと広がり、バランスの良いボリューム、ざっくりとした素材感とディテール、建物の形態、シンプルな構造、あいまいな空間構成等々といった具合でしょうか?
そして、それらが(建築家にありがちな)押しつけがましさが無く、フラットに存在してまして、あとは自由にしてよ的なおおらかさが気持ち良さを感じる秘訣かと思いました。
みんな褒めてばかりなのも気持ち悪いので、あえて意地悪を書くとすれば、ホントに狙ったとこは他にあったんじゃないの?って感じもなくは無いです(笑)。
でもホント好きな建物です。なんかティピーって感じもありますよね?!
自作も期待しとります!


  • 熊谷猛
  • 2013/06/02 12:39 PM
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